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眠れない方必見!睡眠と「温度・湿度」の関係性や最適なエアコン設定を解説!

眠れない方必見!睡眠と「温度・湿度」の関係性や最適なエアコン設定を解説! | 睡眠障害

私たち人間は、人生の約3分の1を布団の上で過ごしており、快適な睡眠環境を整えることが非常に重要です。一年を通じて常に心地よい睡眠を得られることは理想的ですが、実際には睡眠不足に悩む人は年々増えているのが現実です。

その理由の一つとして挙げられているのが、季節の変化による温度・湿度変化の影響でしょう。日本の気候は四季がはっきりしており、外気温の変化が大きいため、寝室の温度もそれに応じて変化します。季節が変わっても快適に睡眠をとるためには、寝室の温度・湿度管理が不可欠なのです。

本記事では、快適に眠るための温度・湿度についてや、エアコンの設定方法について詳しく解説していきます!

睡眠の質を高める方法について詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!

関連記事:『誰でも簡単!「睡眠の質」を高めるために必要な4つの方法・行動とは?

眠りやすさと「温度・湿度」の関係性は?

私たちが眠りにつく際、体内ではさまざまな生理学的変化が起こりますが、特に体温の変化が重要な役割を果たしています。例えば、布団の中で体が温まることで眠くなったり、子どもが眠くなると体が暖かくなることが一般的に言われており、これは睡眠に入るための生体メカニズムが働いている証拠です。

 ではなぜ眠くなると体が暖かくなるのでしょうか?

その原因は、体内の内臓や脳の温度を示す「深部体温」が下がっているからです。体は手や足から熱を放出することで深部体温を下げ、休息モードに移行します。この過程において、体表面の温度が一時的に上昇することで、私たちが体を暖かく感じる現象が起こるのです。このような体温調節の仕組みを考えると、睡眠時の温度・湿度の重要性がよくわかりますね。

睡眠に最適な「温度」とは?

心地よく快適に眠るためには、寝室の温度や湿度も季節に応じて調整することが重要です。では睡眠に快適な「温度」とはどのくらいなのでしょうか?

例えば、夏季における室温であれば26℃〜28℃、冬季には18℃〜23℃を目安に保つことが望ましいとされています。

また日本は四季が明確であるため、それぞれの季節によって気温が大幅に変動します。そのため、夏の場合はクーラーをつけたり、冬場は暖房やストーブを利用するなど、季節に応じて適切な温度調整を行う必要があるといえますね。

また、敷き布団を用いて床で寝ている場合は、床の温度についても上記温度に保つことが大切です。エアコンを使用すると、夏も冬も床部分の温度は設定した温度よりも低くなりやすいため、特に夏場においては返って冷え込ませ過ぎないように注意しましょう。

睡眠に最適な「湿度」とは?

快適に眠るためには、寝室の湿度も考慮することが重要であり、こちらは夏冬を通じて50%前後に維持することが理想的です。

湿度が高くジメジメとしていると、汗を掻きやすく、なかなか寝付けなくなってしまいますし、カビやダニの繁殖を招き、アレルギー症状を引き起こすこともあります。

かといって、湿度が低すぎるのも注意が必要です。湿度が低すぎると、身体が冷えて夜起きてしまう原因にもなりますし、肌や鼻の粘膜が乾燥して、喉痛や風邪の原因にもなってきてしまいます。

快適な睡眠環境をつくるには「エアコン設定」が重要!

快適な睡眠環境を整えるためにも、夏・冬問わずエアコンを使用することがおすすめです。

では具体的に、それぞれ何度くらいに設定するのが良いのでしょうか?

夏の場合

夏の場合の具体的な設定温度としては、26℃~28℃の温度設定が適切です。

夏は熱帯夜が多いため、エアコンなしで寝ると熱中症のリスクが高まります。しかし、温度を下げすぎると体が冷え過ぎて風邪を引く可能性もあるため、上記のような温度設定に留意することが大切なのです。

冬の場合

冬の場合は20℃前後に設定するとよいでしょう。

冬は温度設定を過度に高くしすぎることがありますが、保温性の高い寝具を使用している場合、寝汗をかくことがあるため適切な温度設定に留意することが重要です。適切な室温を保ち、快適な睡眠環境を維持することが望ましいです。

夏場におけるエアコンは「冷房」と「除湿」のどっちが最適?

夏場にエアコンを使用する際、「除湿と冷房のどちらにすべきか?」という疑問をよく持たれます。

湿度も一緒に下げられることから、一般的には「除湿」と答えられる方が多いのですが、実際には、除湿機能を使用すると返って室内湿度が下がりすぎてしまい、結果的に冷えすぎる状況を招くことがよくあります。

そのため、睡眠時には「冷房」設定で運用し、適切な室温を維持しながら快適な睡眠環境をつくるようにしましょう!

エアコンを利用する上で注意すべきことは?

乾燥のしすぎに注意する

エアコンを使用することで、空気が乾燥する可能性があるので注意しましょう。乾燥した空気は、鼻やのどの粘膜を刺激し、喉痛や風邪を引き起こす恐れがあります。

エアコンをつけることで、かえって湿度が下がり過ぎてしまう場合には、加湿器などを使用して、湿度を調整するようにしましょう。

しっかり掃除を行い、ホコリやカビの拡散を防ぐ

エアコンを使用する際には、フィルターの清掃も定期的に行うようにしましょう。掃除していないエアコンは、エアコン内部にたまったホコリやカビを寝室中に撒き散らしてしまう恐れがあるため、久しぶりに使用する際には、必ず掃除をしてから利用するようにしましょう!

睡眠時の「温度・湿度」に関するよくある質問は?

Q: エアコン以外に寝室の温度や湿度を調節する方法は何がありますか?

寝室の温度や湿度を調節する方法には、扇風機、暖房器具の使用、適切な寝具選び(例:通気性の良いマットレスやシーツ)、窓を開けて換気するなどがあります。また、加湿器や除湿器を使用して、湿度を適切に保つこともできます。

Q: 寝室の温度や湿度が快適でない場合、どのような影響があるのですか?

寝室の温度や湿度が快適でない場合、睡眠の質が低下し、寝つきが悪くなったり、途中で何度も目覚めたりすることがあります。また、過度の乾燥や湿気は、アレルギーやカビの発生を促すことがあります。

Q: 寝室の換気を行う頻度やタイミングはどのようにすべきですか?

寝室の換気は、1日に数回、適切なタイミングで行うことが望ましいです。特に、寝る前や起きた後に換気を行うことで、新鮮な空気を確保し、快適な睡眠環境を維持できます。

Q: 湿度が高い場所での寝具の保管方法にはどのような方法がありますか?

湿度が高い場所で寝具を保管する際には、通気性の良い収納方法を選ぶことが重要です。また、除湿剤やクローゼット用の除湿シートを使用して、湿気を取り除くことができます。

Q: 寒い季節に寝室の温度を上げる方法にはどのような方法がありますか?

寒い季節に寝室の温度を上げる方法として、暖房器具を利用することが一般的です。エアコンやファンヒーター、オイルヒーターなど、適切な暖房器具を選ぶことで、快適な寝室の温度を維持できます。また、冬用の暖かい寝具を使うことも有効です。

最適な睡眠環境をつくり、不眠の原因を解消!

眠いのになかなか寝付けない要因はさまざまありますが、やはり「眠りやすい睡眠環境が整っているか?」は、眠りの就きやすさにも大きく影響してきます。

当社は、岐阜県に本社を置く「オーダーメイド寝具の専門店」として、これまで沢山のお客様の睡眠改善を行ってまいりました。

本記事でお話したように、寝室における温度や湿度管理ももちろん大切ですが「寝具から身体の熱をうまく発散できるか?」といったことにも目を向けると、やはり「自分にあわせた寝具を整える」ということも非常に重要になってきます。

岐阜県(岐阜市・各務原市)で睡眠についてお悩みなら、ぜひ一度当社にご相談くださいませ!

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眠いのに眠れない原因についてさらに詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください!

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