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睡眠の質を左右する!?掛布団の役割と特徴を解説!

 
人生の3分の1を眠って過ごす私たちにとって寝具はとっても大事なモノです。

質の悪い睡眠は「寝不足」「不眠症」のきっかけになる事もあります。睡眠不足は免疫力の低下などを引き起こすため、健康管理という面でも自分の身体にあった寝具選びは重要なポイントです。

睡眠の質を上げるためにかかせない掛布団ですが素材や厚さ、大きさもさまざまです。

「沢山ありすぎてどれがどう違うのかわからない」そんな方も多いのではないでしょうか?今回のブログでは掛布団の役割の他に素材別の特徴などもご紹介!ぜひお役立てください✨

 
1 掛布団の役割


質の良い眠りに欠かせない温度と湿度。冷暖房や加湿器など家電でのコントロールもしやすい現代ではありますが


・設定した温度が高すぎて朝にはしっとり汗をかいていた
・朝起きたら「寝冷え」を起こしていた


そんな経験がある方もいるのではないでしょうか?


人は寝ている間に体温が変化しています。レム睡眠時には起きている時よりも0.5℃ほど体温が低くなっているため「眠る前の冷房の温度がレム睡眠時には寒すぎる」といった事態が起きてしまうのです。逆に暖かすぎると、深部体温が下がらず質の良い睡眠がとる事が出来ません。


寒すぎる・あったかすぎるという状態は身体が十分に休むことができず、翌日に疲れが取れていない/寝冷えなどの原因になってしまうのです。


異常気象と呼ばれるような暑すぎる・寒すぎる日以外はエアコンなどの家電製品は基本的にタイマー機能を駆使して


・眠る1時間後に消す
・起きる1時間前につける

そうした設定にしておき、就寝中は寝具で快適に眠る事が質の良い睡眠をとりたいという方にはオススメです。

 

 

2 素材別掛布団の特徴

掛布団は今、様々な種類が出てきています。今回は様々な掛布団について、そのメリット/デメリットをまとめてみました!

2-1 羽毛掛け布団 (寒がり・重い布団が嫌い・快適に眠りたいアナタにオススメ)
2-2 カシミヤ掛布団 (なめらかな触り心地が好き・天然素材が好きな方にオススメ)
2-3 ポリエステル掛布団 (アレルギーが気になる方にオススメ)
2-4 麻掛布団 (エアコンが苦手な方や化学繊維の布団が合わないという方に特にオススメ)
2-5 真綿布団 (身体にフィットした布団が好き・天然のものを使いたい・寝ている時もスキンケアにこだわりたいそんなアナタにオススメ)


下にはそれぞれの特徴やメリット/デメリットがもっと詳しくまとめてあります!


2-1羽毛掛け布団

 

メリット

その1番の特徴はやはり暖かさと軽さ!
羽毛は水鳥の羽を使用しており、水面を浮かぶ水鳥から取れる羽毛(ダウン)はたっぷりと空気をふくみます。含まれた空気が体温で温まり、優れた保温性でその暖かさをキープしてくれます。

しなやかで体にしっかりフィットするため寝返りをうっても暖かさが逃げにくく、寝ている間も非常に暖かいです。
また、吸湿発散性に優れているため、寝ている間も蒸れにくく、快適な睡眠をとる事ができます。

デメリット

他の素材と比べて価格がやや高く、質がよく高機能のもの(ダウン率が高いもの)は特に高価なものが多いです
しかし、そうした質の良い羽毛布団はリフォーム※1が可能です。リフォームしながら羽毛布団を10~15年使用される方も多く最初の費用こそ高くなりますが、長い目で見た時コストパフォーマンスのいい商品と言えます。

たとえばSサイズ10万の商品を買ったとしても5年使用していれば1日54円です!質の良い眠りがたった54円で手に入ると考えるととってもお得ですよね。

 

購入の際はダウンの混率に要注意です!安いものの中にはダウンの混率が低いものもあります。ダウンの混率が低ければ低いほどフェザー(ダウンと比べ羽軸がある)の分量が多く、寝ている間にガサガサと音がしたり羽軸がゴワゴワとして寝心地がよくなくなってしまいます。

ダウン混率が高くても、未熟なダウンを使用して価格を下げている場合などもありますので購入の際は専門店がオススメです。
羽毛についてはまた後日詳しいブログを上げる予定なので、羽毛布団を購入したい・羽毛布団が気になるという方はぜひそちらもご覧ください!

 

※1)リフォームとは布団の側生地を張り替え、中の羽毛を洗い綺麗にすることでヘタった羽毛布団をまた使用できる状態によみがえらせる事です。

Fine-Oneのリフォームでは「専門のカウンセリング」「安心の羽毛個別洗浄」「300g足し羽毛無料」でお客様から好評いただいております。
リフォームについて詳しく知りたい方はコチラ

 

2-2 カシミヤ掛布団

 

メリット

カシミヤは動物繊維の中でも高級素材で、その素材で作られた布団はウール(羊毛)布団に似た動物繊維らしい、「保温性と弾力性」があります。一般的にウール(羊毛)の繊維より、カシミヤの繊維の方が細く、空気をたくさん含むためより保温性に優れていると言えます。

繊維の伸縮性にも優れ、表面に天然の油脂分を含む非常になめらかな触り心地と独特のぬめりがあります。素材感を存分に楽しみたい場合は毛布などがオススメです。
布団としてはカシミヤを中材として使用しているカシミヤ混綿の布団と純正のカシミヤの毛布などがあります。

デメリット

羊毛などとおなじく、静電気を帯びやすく特に毛布は毛玉が発生しやすいです。水分を含んだままで摩擦などが起きるとフェルト化し縮れて硬くなってしまう事があります。そのため、定期的に陰干しやクリーニングでお手入れをしてあげる必要がある素材です。

カシミヤ混綿の布団は毛布に比べて、耐久性に優れやすくメンテナンスがしやすいですが、混率によってはカシミヤ本来の良さが活かされていない場合もあります。心配な場合はネットではなく寝具の専門店での購入がオススメです。

 

 

2-3 ポリエステル掛布団

 

メリット

日々進歩している化学繊維は様々なものがでています。リーズナブルなものが多く、日本の全人口の約1/2の人が、何らかのアレルギーを抱えていると言われている今アレルギーの原因とされるダニアレルゲン(ダニの死骸やフン)やハウスダストがついた布団を家の洗濯機で洗う事が出来る化学繊維は非常に注目度の高い素材の1つです。

暖かく湿った場所で沢山のエサ(抜け毛や皮脂など)がある布団の中はダニにとって非常に住みやすい場所です。
Fine-Oneでは数ある中でもダクロン®中わた※2を使用した掛布団をオススメしています。

デメリット

他の素材と比べて放湿性や保温性が△

体温が高い子どもはダクロンの掛布団1枚での使用も十分可能ですが、大人は毛布や敷パットなどと併用して使わなければ秋~冬は快適に過ごせない場合もあります。

洗いやすさ・乾きやすさが抜群なので、大人は夏場のお布団として使用するなど、シーンによる使い分けがオススメです。

※2)ダクロン®中わた とは1959年にアメリカでインテリア製品向けの充填材として提供を開始した、世界で最も長い歴史を誇るポリエステル繊維ブランド。世界各国で広く愛用されており、ダクロン® 中わたは耐久性や親水性などの機能を備えた製品をラインナップに持つ「洗える高性能中綿素」

 


2-4 麻掛布団

 

メリット

年々暑くなっている気がしてしまう夏、実際気温そのものの温暖化により十数年前と比較しても夜の不快感は大きくなっています。湿度が高くじっとりとした厚さの中では快適には寝られませんよね。


麻は天然繊維の中でも特に通気性・放湿性に優れているので、夏には非常にぴったりな掛布団です。また、天然素材である麻には「汗や皮脂のニオイが付きにくい繊維」という特徴があります。夏場の起きたらなんだか汗臭い、皮脂のニオイが気になる…そんな困ったを抑制してくれます。

デメリット

シワになりやすく、摩擦で毛羽立ちやすいためシワが気になる、といった方には向いていません。

通気性放湿性に優れている反面、保湿能力は他の素材より劣るため、乾燥が気になる季節は使用方法に注意が必要です。
シーズンごとの使い分けなどがオススメです。


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2-4 真綿掛布団

メリット

真綿のお布団はなんといってもシルク特有のぬくもりと「てろん」としたフィット感
フィット具合では羽毛布団にも勝るとも劣らない真綿は、冬場に寝返りをした時に冷たい空気が入る事を防いでくれます。「今使っている布団が寒い」そんな時は真綿の肌掛を今使っている掛布団の下に使うだけでもとても暖かくなります!


また、真綿は素肌と同じたんぱく質成分やアミノ酸なども含まれており非常にお肌に優しく、美肌効果・スキンケア効果も期待できます。吸湿性も非常に高く綿の1.5倍、ポリエステルの30倍も高いと言われており、就寝中の不快な蒸れから体を守ります。

デメリット

希少価値の高い繭や熟練の職人の作成したものは非常に高価なものが多いです。
繊細な素材の特性上洗えない・クリーニングに出せないものがほとんどのため、使用の際は皮脂屋汚れからお布団を守るカバーが必須です。

また、やわらかい素材の為4~5年ほどで真綿の繊維同士がくっついたり、ちぎれたりして「引き直し」か「買い替え」が必要になります。

最大のデメリットである真綿布団の寿命、高価な真綿掛布団でもあくまでおよその目安ですが4~5年でダメになる事が多いです。

しかしそのデメリットを補って余りあるほど機能性が抜群に高く、春夏秋冬使える所や「ふわっとろん」とした他の素材にはない独特の掛心地など魅力満載のお布団なので興味があるという場合はぜひ一度店頭にてその寝心地をお試しください!

 

 

 

今回素材別の掛布団の特徴やメリット/デメリットについてまとめてみましたが、中々自分では選ぶことは難しいのではないでしょうか?そんな時はぜひFine-Oneのショールームへご来店くださいませ。

睡眠環境や実際の睡眠のお悩み、お客様の好みなどを睡眠のプロが確認しながら一緒に最適な寝具をお探しします✨

▶ご予約はこちらから◀お気軽にご連絡くださいませ!

 

 

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